子ども達が現代社会で生きるために最も重要な子ども脳を発達させるには
人間の脳は後ろから作られ、思春期に脳の成長の最後として前頭葉が作られます。この前頭葉は、高次認知機能または個別的精神機能とも言われ、意思決定・論理思考・計画立案・実行・精神的柔軟性・判断・洞察などの複雑な目標指向性行動を含む実行機能であります。また、人間社会で生きていくために最も大切な「心」を担う重要な部分です。
前頭葉が作られる思春期は、親が手取り足取り子どもを育む年齢ではありません。しかし、この前頭葉の発達が人間形成に最も大切であるため、自分で前頭葉を育てる事のできる力と、脳と心を学童期までに育ててあげる事が親としての大切な仕事なのです。
- RYUHOW先生の子ども脳発達ポリシー -
脳には成長の法則があります。誕生後は視覚から発達し、運動、語学、コミュニケーションの順で脳は後ろから前に向かって作られていきます。この事から、乳児期、幼児期、学童期、思春期の脳の発達に必要な事柄が年齢によってはっきり違う事が分かります。
RYUHOW'S Children Art Houseでは、適切な時期に、脳の発達に必要とされる豊かな環境を整え、感性を磨き、年相応な事を十分に経験する事を大切にしています。それは、子ども達一人一人の人生をより豊かにするために重要な事だと考えているからです。そして、子ども脳の発達で全ての時期に共通して言える事は、感性と心を育て、惜しみない愛情を注ぐ事。これは、RYUHOW'S Children Art Houseが一番大切にしている事です。
- 子ども脳の発達と正しい幼児教育 -
近年は、幼児教育プリントやプログラムが盛んになっています。点むすび・なぞり・数遊びというプリントにはじまり、プログラムの目的は天才児を育てる事や才能開花にある事が多いようです。しかし、幼児教育とは、人格形成の基盤を作るための好ましい経験が目的であり、プリントなどで毎日経験していくものではありません。
正しい幼児教育は、生活や社会、コミュニケーション、新しい感覚との出会い、発見、喜びの中にあります。脳はこれらの経験値が高い事で発達していくため、子どもの脳の発達も幼児教育も、とても複雑で立体的です。つまり、本来の幼児教育や子ども脳の発達はプリントという平面の世界には存在しません。人格の形成はプリントではできないのです。数が読める、字が書ける事よりも、心を豊かに育てる事が本当の意味での幼児教育だと言えるでしょう。
- 幼児期からの習い事・・・P1
- 幼児期の芸術活動の必要性・・・P2
- 子ども達の豊かな心を育てる芸術活動・・・P3
- 子ども達が現代社会で生きるために最も重要な子ども脳を発達させるには・・・P4
- 子ども脳の発達に大切なのは好奇心・・・P5
- 自分の表現手段を子どもの時に見つける事・・・P6
- 子どもが絵を描く事の必要性とその魅力・・・P7
- RYUHOW'S Children Art Houseが考える子ども絵画教室のあるべき姿・・・P8
- 子ども絵画教室ではじめに学ぶべき大切な事・・・P9
- 子どもアート教室で大切な事・・・P10